オリジナル製品・工法
リフトローラー工法
概要
従来のコンクリート製品の据付けはトラッククレーンで吊下げて行っていましたが、据付け場所が狭い所、例えば電線下や仮設道路が設置できない箇所、道路・鉄道の高架橋下等での作業は、トラッククレーンが近寄れずに製品の据付けが困難でした。
これらの欠点を画期的に解消し、コンクリート製品の搬出から据付けまでを行うのが、コンクリート製品搬送据付け装置「リフトローラー工法」です。現場条件に合わせて「ハング式(内吊り)」、「サイド式(外吊り)」の2タイプを用意しております。
施工写真
特徴
- 道路・鉄道の高架下や電線下、また仮設道路の造れないところ等、トラッククレーンでの据え付けができない場所でも楽にコンクリート製品の搬送・据付けが行えます。
- 基礎コンクリートに特別なガイドを必要としない自走式装置のため、曲線部および折れ点部の施工が可能です。
- 縦断方向の勾配施工も10%までは対応可能で、落差部の施工も可能な場合があります。
- コンクリート製品を設置場所に搬送し、油圧シリンダーにより上下左右の調整を行いますので、正確な位置決めが可能です。
- リフトローラーは電動のため、低騒音・低振動で周辺地域への影響が少なくなります。
- クレーン施工では障害となる樹木の伐採が必要な場所でも、伐採をせず施工ができ、自然環境への配慮も可能です。
- ボックスカルバート・三面水路・L型水路・逆T型製品・スラブ等の製品に広く対応できます。
リフト台車規格
施工手順
※リフトローラー工法の詳細については、営業担当者までお問合せください。