オリジナル製品・工法
矢板用笠コンクリートブロック
概要
従来は、現場で矢板の形態に合わせて型枠を製作・設置するため複雑な施工方法を採っていましたが、工場製品を現場で設置することにより、大幅な合理化・省力化が図れます。
写真
特徴
- 工期の短縮
従来工法では前面が水面である為、L形鋼を溶接した支保工や足場等を必要としましたが、本製品は一体形状のプレキャスト製品のため、直接矢板にかぶせて高さ調整用金具で高さを調整し、据付後に生コンを投入することにより、すべて陸上施工が可能となります。また、現場での型枠・鉄筋組立等の作業が不要となるため、大幅に工期が短縮されます。 - 工費の低減
L形鋼溶接の不要、機械布設が可能、仮設費の削減、工期の短縮等によって、工費の低減が図れます。 - 工法の安全化、均一化
水面側の足場や仮締切が不要のため、陸上施工が可能で施工管理が容易となります。また、プレキャスト製品のため外観も良く、工事の確実性、品質の安定性が確保されます。
寸法図
●標準製品
標準製品
特別製品(その他の矢板形状に対応)
据付用付属品(製品1本当たり)
●ハット型対応製品
※据付用付属品は標準製品と同じものを使用します。
※使用する矢板によって底版形状・重量・中詰めコンクリートの量が変わります。