オリジナル製品・工法
TSKJ工法
概要
TSKJ工法は、不同沈下や浮き上がりによる地盤変位に追従する可とう性を有しており、また、大きな地盤変位が発生する地震時にもすぐれた耐震性を発揮します。さらに、ジョイントゴムが変位に追従するため、より完全な止水が可能です。
TSKJ工法とは耐震性(T)、止水性(S)、可とう性(K)の性能を有し、トータルコストを低減する経済性に優れたジョイント(J)工法の総称です。
(公社)日本下水道協会 「下水道施設の耐震対策指針・新設管路の設計に於ける要求項目」のレベル2地震動に対応しています。
止水システム・規格
TOPグレード
構造的には、あらかじめコンクリートブロックの接合面に挿入孔を設け、その挿入孔に樹脂を充填して、ジョイントシール材を挿入し、コンクリートブロックを一体化させます。
特徴
- 耐震性・可とう性においては、ブロックの全ジョイント部に可とう継手を設けていますから、各々が地盤の変化に追従し、過大な変形(最大地盤歪み1.5%)をも吸収できます。
- 止水性においては、内水圧についてTOPグレードでは0.20MPaを保持する事ができます。
●地盤の永久ひずみに対応する可とう性
コンクリートブロック毎にジョイントシール材を配置して、地盤の流動化並びに地盤の不同沈下等に対して全接続部がフレキシブルに追随します。
●地震動による管路軸方向の遊間に対応する可とう性
PC鋼材で連結されたコンクリートブロック数+函体区間毎に、ジョイントシール材を配置併用することにより、レベル1地震動に対応することができます。 - 充実したプレキャストで様々な用途に対応